第11章 C言語の構造体 ~関連のある変数をまとめる~
休憩室
今回習った構造体は、何もC言語だけのものではありません。
Visual Basicや、Delphiに代表されるPascal言語、その他多くのプログラム言語にも、
C言語の構造体に似た機能があります。
次の3つの定義は、それぞれ言語は異なりますが、同じ意味になります。
①C言語の構造体の定義例:
typedef struct {
int ID;
char Name[40];
char Address[60];
long Phone;
} PersonStrunct;
②Visual Basicのユーザ定義型の定義例:
Type PersonRecord
ID As Integer
Name As String
Address As String
Phone As Long
End Type
③Delphi(Pascal言語)のレコード型の定義例:
TPerson = record
ID: Integer;
Name: String[40];
Address: String[60];
Phone: Longint;
end;
それぞれの違いが、わかりましたか?
何も、C言語を習ってる最中の皆さんを、混乱させようとしているわけではありません。
ただ、言語が変わったところで、たいした違いがないと感じてくれたことだと思います。
Visual BasicやPascal言語にも、関数はあるし、配列もあります。
特にC言語とPascal言語は、かなり似ている言語仕様です。
確かに、皆さんは今、C言語を学習しています。
しかし、本当は新人研修はC言語でもPascal言語でもC++言語でも、何でもよかったのです。
理想を言えば、皆さんには特定の言語に縛られない、
汎用的なプログラミング能力を身につけて欲しいのです。
そのためには、コメントもきちんと付け、関数を使ったモジュール分けや構造体も使い、
きれいなプログラムを作るよう心がけることが大切です。
きれいなプログラムを作る要領は、どの言語を使っても不変のものですから。