資格取得体験記

ふくだ窟

上級シスアド試験“合格”にっき

翌年の12月吉日
平成◎◎年度秋、上級システムアドミニストレーターを受験しました。

結果は
 午前試験のスコアは,625 点です。
 午後I試験のスコアは,605点です。
 午後II試験の評価ランクは,Aです。
ということで、こんどこそなんとか合格させて頂きました。

う、うれしい・・・報奨金がもらえることが素直に嬉しい…

基本的に勉強法は今までと変わりません。
大きく変えたところといえば、勉強する環境でしょうか。

【午前試験対策】
過去3年から、過去6年分にまで広げて、弊社元専務独自の記憶法を使って解いていきました。
※元専務記憶法とは?これです↓
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まず、前提として教材を自分にあったものを選択します。

1 暗記する教材・教科書を厳選します。
  (体裁・厚さ・必要最小限の分量・さらに読みやすい活字、持ち易さなど)
2 選んだらよほどのことがない限り他の教材に変更しない。
3 教材は、ボロボロになることを念頭に。

以下に要領を説明します。
暗記し、忘れないための秘訣は、反復繰り返しです。具体的に述べます。
目標を明確に立てます。例えば、毎日、5ページくらいの分量を憶えていくとします。
200ページの本だとしたら、40日で終ると計画します。できることなら、毎日が良いです。

1 まず、一生懸命5ページ分を憶えます。
  憶えやすくするために、マーカやボールペンでアンダーラインを引いたり、
  ちょっとした絵を書いたりしてもいいです。
2 1日目が終わり、翌日になります。2日目は、昨日覚えた5ページをもう一度
  憶えているかどうか確認します。忘れていたら、再度、憶えます。
  この日の目標、6ページから10ページの暗記に入ります。
3 3日目、最初の1ページから(この日は10ページ分になります)繰り返します。
4 4日目、昨日と同様最初の1ページから(この日は15ページ分になります)
  繰り返します。
5 こうして、毎日、最初からのページを繰り返し、新に覚えるページを5ぺージ
  追加して記憶していきます。
6 これを毎日繰り返します。
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これを行うと、試験直後になると、もはや何ページ目の問い25は問題見なくても「ウ」みたいな。

でもバカにできないな、と思ったのは。
けっきょく、まったく同じ過去問題が10問。
類似問題が12問と、これだけで22問が確実に解けたことになり、午前は安心でした。
※それで55問中37問正解と・・・去年と変わらず、点数も同じ


【午後Ⅰ対策】
午後Ⅰ対策って、けっこう難しいのですが。
とにかく「上級シスアド合格への道」という本を買って、事例を“把握”していき、考え方を学びました。

ここは、記憶でも読み書きでもなく、あくまで考え方の“把握”だと思っています。
上級シスアドとしての意気込み?目標?目的?をしっかり把握することにより、
あとは以前書いた対策を実践することに心がけました。

記述式のため、どういったことをポイントに書けばいいかだけを気にしていました。
例えば…
・「何を把握する必要がある?」→「**率の状況」「~数の増加状況」と書けば、たいていOK
・「どんな対策が必要?」→「**を作成する機能」「~が修正できる機能」と書けば、たいていOK
が書ければ、問題ないかと。


【午後Ⅱ対策】
いわゆる論文でしたが、これも上記の本を参考にして、類題の回答とほぼ同じ記述内容と構成を、
自分の経験を加味して記載し直してみました。

ポイントは、どんな問題が出ても、だいたい応用できるということを“認識”しておくことかなと。

・コスト削減について書け
・業務改善について書け

という問題が出題された場合、コストに結びつけるのか、業務改善に結びつけるのか、
結論が違うだけで、内容は同じで良いことがわかります。

ぼくの場合、事前に用意した論文を「内部統制にからめて書け」という出題とからめて、
最後に情報共有の大切さを訴えて締めました。

事前に合格した人の論文をそのまま流用するくらいの勢いで、参考にするのが
合格への近道でしょう。


【勉強環境】
ちなみに、勉強は8月の一番最後の週からはじめました。
とはいえ、最初は本を読むだけ。

9月からちょっと忙しかったのもあり、週に2回ほど、自分の中で「ここは落ち着く」という
場所を見つけて、そこで18時に帰れるときはそこに直行して、座って1時間だけ、本を読んでました。

ちなみに僕はどこだったかというと、シーバンスS館の1Fあたりと、みなと図書館です。

でも、60点で合格できるなら・・・と思い、必ずしも1時間ぴったり勉強しなければ!
という意識はもっていませんでした。

1時間の60%といえば、36分間です。
1時間時間をとって、そのうち36分間だけ勉強できれば、受かると信じて実行しました。

月間で考えても同じです。毎日すべきではないと思っていました。
月間30日ある中で、60%、いわゆる18日間だけ、上記の勉強ができれば、まずよし、と認識しました。

でも、現実に勉強できた日数は、それでも10日間だけでした。

ここまでで、午後Ⅰ対策は終了です。

10月に入ってからは、毎日午前対策を実践しました。
元専務記憶法で、はじめは時間がかかりましたが、慣れれば10分で55問(過去1年分)が解けることも
時間測定しておくことにより、判明しました。

ということは、過去6年分やっても1日60分しかかかりません。

実際は1日置きに、過去2年~3年分(てことは20分~30分程度)の勉強を行いました。
それでも、2週間後には何ページになんていう問題が出題されていて、答えが「ア」だ
ということが記憶されます。


前週の土日は、論文対策に宛てました。
まずは、本に書いてある類題の回答を、Wordに、とにかく書き写すだけ。

#ただし、ちゃんと試験問題にあわせて、1行25文字、1ページ800文字に合わせたフォーマットを事前に作りました

それから、自分の今まで経験した業務内容を、とにかく箇条書きでいいから書き出す。

それを、書き写した論文と、箇条書きの今までの経験とを掛け合わせ、実際の論文に仕上げていきます。

これには丸々2日間かけています。
ただ、連続した日ではなく、週をわけて対策をした方が、よいかと。
後日見直してみると、単純な記載ミスなども把握でき、いいかと思います。


試験対策というか、一番感じたのは、報奨金の使い道を考えてモチベーションを高めたことでしょうか。
何でもいいと思いますが、○○を買うために、その報奨金をあてたい!という一身で勉強に励みました。
今までこんな経験したことないので、なかなか面白かったです。

それにしても来年度から存在自体がなくなる「上級シスアド」
資格取得しても中小企業診断士やITコーディネーターなんかよりぜんぜん知名度の低い資格。
取得しても名刺にはぜったい書かない方が良いといわれる資格。

これをとった意義って、果たしてあったのかどうか・・・は今は考えないことにします・・・

そして、春はシステム監査に再挑戦します。
12月吉日
平成○○年秋、上級システムアドミニストレーターを受験してきました。

結果は…
午前試験のスコアは,625 点です。(55問中37問正解)
午後I試験のスコアは,635 点です。
午後II試験の評価ランクは,B です。
ということで、最後の論文で落とされました。

ここまではなんとかいけたので、どんなことを試験前にしてきたのか「対策」とまで言えるか恐縮ですが、参考にしてみてください。

午前中はよくある四択問題55問。
午後Ⅰは、記述式問題。
午後Ⅱは論文です。

【午前試験対策】
初級シスアド受験(こちらは一発合格)のときでも自分が実行したのですが。
午前中対策は、とにかく過去3年分の過去問題を、3回繰り返して解くだけで、600点はなんとか超えられると思います。

何も勉強せず。
1回目をやると、だいたい20~25/55くらいでしょう。
意味のわからなかった文言は、ネット上のIT用語辞典などでとりあえず読んでおき、
2回目をやると、だいたい30~35/55くらいできます。
今度は、回答に書いてある解説を、しっかり読んでおきます。
3回目になると、もう答えも覚えてしまうので、45~50/55くらいとれるでしょう。

3回も繰り返せば、もう問題見ただけで「ア」とか「ウ」とか答えられちゃうように
なっちゃいますが、それで充分です。

ちなみに上級シスアドは、H15年度7問、H16年度6問、H17年度4問、が
平成18年度の試験でまったく同じ(または類似)問題がでています。

上級シスアドの午前試験は、
・アプリケーションエンジニア
・プロジェクトマネージャ
・システムアナリスト
・システム監査技術者
の午前試験と、ほぼ同じ問題が出題され、範囲分野も同じです。

同じ勉強方法で、午前はいけると思います。


【午後Ⅰ対策】
これは正直始めて採点されたので、自分でもこの勉強方が合ってたかどうか微妙ですが。
#でも自信はありました。今回の採点でまさに確信に変わりましたね。誰かじゃないけど。
H15年度とH16年度の過去問題を一回解いただけです。

Googleで「上級シスアド必勝法」と検索すると出てくるサイトがかなり参考になります。

見てみますと、
「業務としてどこにどんな問題があるのか?」
「その問題をどうやって改善しましょうか?」
という問いが出て、センスで解いていきましょう、とのこと。

確かに、正直センスそのものと思われます。
開発者側の立場で記述すると、落とされるそうです。


記述式のため、どういったことをポイントに書けばいいかだけを気にしていました。
例えば…
・「何を把握する必要がある?」→「**率の状況」「~数の増加状況」と書けば、だいたいOKかと
・「どんな対策が必要?」→「**を作成する機能」「~が修正できる機能」と書けば、だいたいOKかと
もちろん、問題の即した**と~の内容が必要です。

“開発ツールの選定”ではなく“各利用者(部門や営業所、支店など人と人とを介する情報)”との連携を
どうするのか?がキーです。


【午後Ⅱ対策】
いわゆる論文です。
実際に利用者側の立場で、どう経営者にこのシステムが必要で、導入後にどういった効果が得られ、
その分析方法や手法を問われ、結果と今後の行動計画について、あるテーマ(部門の連携について、
顧客情報の有効活用について、開発スピードアップについてなど)に沿って、その内容を記述していきます。

上級シスアドに限らず、Googleで「情報処理 論文対策」と検索して出てくるサイトがかなり参考になります。

検索したサイトの内容を加味しながら、自分なりにアレンジします。
嘘を書くと話が広がらないため、自分の経験で話しを広げると臨機応変に書けます。
#かつて受験に年齢制限があったのはうなずけます。今も合格者の平均年齢は37ですし・・・


今回自分がが選んだ問題は「経営環境の変化に対応した情報システムの見直しについて」

自分は、実際に製造会社の情報システム課で仕事をしたことがあり、システム中間者として、
ベンダーへの発注や調整、利用者部門への調整のやり取りをしたことがあるため、どんな命題が
出ても書きやすかったです。
とくに、製造業界の環境変化に対応したシステム構築を実施したので、「いけた!」と思ったのですが…

ポイントは、問題文をとにかくよく読みましょう。
「業務の背景とあなたの役割を述べよ」→その通りに書きましょう
「どのように分析して、対策を講じたか、対策実施時に、明らかになった問題点と解決策について、具体的に述べよ」
「解決策をどのように評価しているか。着手できなかった課題や新たに明らかになった課題とともに述べよ」
など、この問題文を、むしろ見出しにするくらいに、これに沿って書きましょう。

この業務の背景と、役割までは、どんなテーマでも自分の経験があれば、事前に用意できますので、
書いておきましょう。
分析と対策は、むしろ問題テーマに沿った内容にすればよいと思います。


エス・ジーは開発側なので「プロジェクトマネージャ」や「アプリケーションエンジニア」を受験するときに、
参考にして頂ければ。

ちなみにBランクだった理由を自分なりに分析すると…
最後の「評価」までは書いたのですが、時間が厳しく「着手できなかった課題や新たに明らかになった
課題とともに述べよ」の部分がちょっと記述が甘かった気がしています。残念です。


試験対策そのものではないのですが。
試験勉強をする環境も大事です。

平日をどう有効に使うか。
土日をどう過ごすのか。
仕事が忙しいので難しいですが、少なくとも試験1ヶ月前からは対策を講じるべきでしょう。

電車の中では、勉強しませんでした。
あくまで机の前オンリー。
しかも、飽きたり、やりたくないときは、勉強しませんでした。
「毎日やらなきゃ」「時間がなくてあせってきた」ではなく、
「やりたくないときは、やらない」
くらい気楽な気持ちでやったほうが良いと思います。
#でも勉強するときは真剣に

もっとも上級シスアドは
「コンピュータ利用者側の最高峰資格とされており、初級シスアドとは試験の範囲、視点が全く異なっている。
その難易度も非常に高い(ある意味、システムアナリストに匹敵する)。
しかし、社会一般の評価はあまり芳しいとは言えない。」
といった試験で、ある意味微妙な資格です。

平成21年度からなくなる資格なので、なくなる前にはぜったいとっときたいと心に誓うのでありました。

・・・受かってないのに、えらそうに長々と書いて、失礼しました。いじょー
9月吉日
わが社ではこのたび、めでたく営業部…まではいかないけど、未来の営業部を目指した営業グループが発足することに。

で、なんとそのグループメンバーに、自分が抜擢。
営業なんてしたことない自分が…大丈夫か!?不安だ。
日々、営業に向けて勉強の毎日が始まりそうだ。(始まりそう…ではなく、とっとと勉強しろ!と言われそうだが)

不安に思ってても仕方ない。営業として、何かやっておくことはないのか…
今後は、ソフトウェアを開発する側ではなく、ソフトウェアを販売するにあたりITを利用する側の立場を考えることになりそうだ。
ソフトウェアを利用する立場…うーむ。
と、ふと思い出したのが情報処理試験。

旧1種…じゃなかった、ソフトウェア開発技術者は、とうぜん開発する側の知識・技能の試験。
ソフトウェアを利用する側の試験とは…ある、確かあったぞ!と思い出したのだ。
「システムアドミニストレーター」だ。
システムアドミニストレーターとは、利用者側において、業務にITをどのように活用すべきかを判断する知識・技能の試験である。

まさに、利用する側の立場を考えた内容ではないか。

これは都合が良い、ということで、さっそく旧1種から「上級アドミニストレーター試験」に方向転換。
幸い?7/18から願書受付が実施されているので、ネット上からさっそく申し込み。
試験地に「横浜・川崎」がないことがちょっと気にかかるが(試験地「東京」しかないぞ…八王子とかに行かされたらイヤだな…)
上級システムアドミニストレーター目指してがんばります!

それにしても最近の情報処理試験願書のアンケートに「本試験は何回目の受験ですか?」というのが無くなってうれしい。
X回目って項目あっても、うれしくないし…(実際何回受けたかなんてここでは書けない…)
7月吉日
「おまえ、まだいい年して、基本情報処理受ける気か?」と言われる日々。
確かに。

今更、基本情報処理を受けたところで、その価値があるのか、ないのかと言われると疑問だ。
しかもX回受けてX回落ちてる試験に、まだ望もうというのか…
(実際何回受けたかなんてここでは書けない…)

そこで、下を目指しても仕方ない。
どうせ獲るなら、上を目指そうということで「旧1種」…
じゃなく「ソフトウェア開発技術者」を目指すことに。

うおー、モチベーションますます上がってきた!

「さおだけや~」著者の山田さんも、簿記の資格を取るときに「どうせ勉強するなら3級ではなく、2級を目指してしまえ!」
といったことで、友人は3級を、自分はあっさり2級を獲得した…なるエピソードを読んだことがある。

確かに、勉強する時間を同じに費やすなら、上を目指してしまった方がいいに決まってる。

ということで、「ソフトウェア開発技術者」の合格を目指します。
もっとも、目指すだけでなく、早く勉強しろっていうウワサももっぱらですが。
6月吉日
前々から思っていたけど、せっかく基本情報処理や旧1種…
(えーと、今はソフトウェア開発技術者って言うのかな、1種なんていうと年齢がバレそうだが…)
なんらかの資格を取った人は、それなりの勉強方法を行ってきたはずであり。
そーいったノウハウを、ぜひ教えてくれる機会はないのかな?とつくづく思ってたのだが。

どうも、それが実現しそうな機会に恵まれた。

うちの会社がホームページの全面リニューアルを行うことになったのだが。
そのコンテンツのネタとして「情報処理試験“合格”ブログ」を社員に書かせて、
一般の人にも見てもらおう!という企画があがったのだ。

これはよい!
合格した人が、いつからどんな風に勉強をしたのかが、オレも見れるじゃないか!
その前に、合格した人が周りにいるなら(しかも社内に)、直接話しを聞けという気もするが…


とにかく、基本情報処理にX回受けてX回落ちてる自分にとっては、なんとも朗報である。
(実際何回受けたかなんてここでは書けない…)
オレもせっかくなので、モチベーションを下げないためにも、
「情報処理試験“合格”ブログ」を書くことにしよう!
というわけで、誰にも望まれていないのに、勝手にブログを書くことにしました。
もっとも、ほんとに“合格”ブログになればいいんだけど…