D I A R Y
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5日目

6:00 起床。
今日も快晴。暑い。
今日は二手に分かれます。
かずおさんとまさいちさんともんじさんは一日川でラフティング。
団長とまっちさんと僕は午前は乗馬、午後から釣りです。

朝食のバイキングはハミルトンのホテルと比べるとかなり寂しいです。
7:40 ニック牧場へ出発。
僕らの他には日本人の母娘が一組。
8:30 ニック牧場へ到着。
いやー、しかし今日は特に暑い。

日本人のガイドさんに乗馬の説明をしてもらいます。

そして各人に馬が割り当てられます。
団長にはモンティ、まっちさんにはペピー、僕にはスーピー。
スーピー、よろしくね。
そして、ガイドさんは僕らのことを馬の名前で呼びます。
モンティさん、ペピーさん、スーピーさんとなります。

そしてモンティさんにだけ注意事項が。
モンティは水が大好きなので、川を渡るとき水に浸かるかもしれません。
靴とズボンが濡れるかもしれませんが、大丈夫ですか?
替えのズボンと靴を履いていきますか?
もし、モンティが水に浸かっても慌てて降りないようにしてください。

ほほー、モンティさん、いい馬を引きましたね。
楽しみにしてますよ、ふふふ。

そんなわけで馬に乗って出発。

ここの乗馬は柵の中を係の人に引っ張ってもらって乗るような乗馬ではありません。
いきなり牧場の外に出かけます。
3人のガイドさんの馬も同行して、8匹で一列となり、草原や森を散策するわけです。

最初はちゃんと乗れるか心配でしたが、みんな何とかなってます。
リラックスして草原をゆっくりと進んでいきます。
のんびりと馬に揺られて気持ちがいいです。

馬は草を見ると本能的に食べずにはいられないそうです。
ペピーとスーピーは特に食べたがります。
そのたびに手綱を引いて制御します。
そして、たまにおしっことうんちをします。
うんちは歩きながらボトボトと落としていきますが、おしっこは停止状態でないと出来ません。
おしっこの量もすごいです。
どんだけ貯めてたんだ。

森に入り、小川を渡り、少し深さのある川に来ました。
順番にこの川に入っていきます。
おや、何だか僕の後ろが騒がしいぞ。
だはははは、モンティさん、川に浸かってます。
モンティはしゃがむだけではなく、ゴロンと横になってしまったのです。
モンティさん、胸までずぶ濡れです。
いやいや、美味しいなあ、モンティさん。
期待を裏切らない男、さすがです。

立ち上がったモンティに乗り込み、気を取り直して出発と思いきや、モンティもう1回ゴロン。
モンティさん、またも着水。
モンティさん、2回はいいですよ。
早く行きましょうよ。

モタモタしているモンティさんを待ってると、スーピーの挙動がおかしい。
どうしたの?スーピー。
スーピー?
ん?スーピーちゃん?
スー・・・
すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!

スーピーもゴロンしてしまいました。
当然、僕もずぶ濡れです。
スーピー、僕は君を信じていたんだよ・・・
まあ、今日は暑いからね、しょうがないね・・・
(まっちさん、かなり踏ん張っていたそうです。)
普段はここまで豪快に水遊びしないそうです。
今日は暑過ぎ。
水好きな馬は男性に割り当てるそうです。

そんなわけでずぶ濡れの2名を含む一行は牧場に帰還したのでした。

団長と僕は濡れた服を乾かしてもらい、その間は牧場の服と靴を貸してもらいました。
パンツは貸してくれませんでした。
おっと、ポケットに札を入れてたんだ。
ほほう、オーストラリアの紙幣は水に強いね。良かった。

次は牧場体験です。
ロバや山羊にエサをやり、スーピーにブラッシングしてあげます。

スーピーはブラッシングが大好きで、モンティは大嫌いだそうです。

団長と僕の服は借り物・・・

最後に馬におやつをあげます。
ビンに入ったドロドロの黒糖です。
黒糖の気配に気付いたスーピーはもう落ち着きがありません。
両手にたっぷり乗せて持っていくと、もう夢中でじゃぶります。
よしよし、スーピー、今日はありがとう。
可愛いやつよ、たっぷりお食べ。

そして僕らも昼食。
犬のサムも一緒です。
こいつは牧場犬ではなく途中から車に乗って現れ、日陰で寝てます。
チキンとサンドイッチ。
そして、牧場で作ったビール。
美味しかった。
ビーフステーキが出なくてよかった。
12:30 ホテル着。
さて、次は釣りだ。
14:00 出港。
小さいモーターボート。
面子は我ら3名、オージーカップル、香港人、キャプテン。
ここに来て、ついに日本語が通じない世界にやってきました。
簡単に自己紹介するとキャプテンは日本の有名人と友達だ、と言ってました。
有名人?誰だろう?

港から海へ出て、両側にマングローブが生い茂る河口に突入していきます。
1mくらいのワニが浮かんでいました。


キャプテン、まずは餌の小魚を獲るようです。
投網を投げます。
全然獲れません・・・

あとからもう一艘同じような釣り舟が来ました。
そこのキャプテンが同じように投網を投げます。
大漁です・・・
頑張れ!僕らのキャプテン!

その後も投網を繰り返しますが、さっぱりです。
ポイントを変えてやっとこ餌を確保。
ここまでも結構長かった。

まずは最初のポイントです。
結構あたりが来ます。
そして団長が釣りました。
25cmくらいの魚です。

小さいので逃がします。
そしてまた団長。
今度は40cmくらいの黒っぽい鯛みたいな魚。

おぉ〜、すげえ。
これからの期待が高まります。
しかしその後、当たりはストップ。一切無し。

キャプテンとオージーカップルと香港さん、楽しそうに英語で盛り上がっています。
僕らは仲間に入れず。
いいんだ、僕らは釣りに集中するんだ。
釣り人とは寡黙なものなのさ、ふっ・・・
するとキャプテン、アルバムを渡してくれました。
そこには数々の釣り人と大物の写真が。
おぉ〜、すげえ、ぎょえ〜、こんなの釣りたいよ〜。
ん?最後に日本人の家族とキャプテンの写真が・・・
おっ!桑田だ。桑田真澄だ。
友達って桑田だったのか。
何でもケアンズに別荘を持ってるそうです。

全然あたりがないので、次のポイントに移動。

次のポイントも僕らはあたり無し。
オージーカップルと香港さんだけ釣ってました。

団長、仕掛けを木に引っ掛ける。
取れないので、糸を切る。

そして終了。
釣れなかったのは僕とまっちさんだけ・・・
残念。
最後に団長が引っ掛けた仕掛けもちゃんと回収しました。
これには感心。ちゃんと自然を大切にしてるんですね。

団長がかけた仕掛けを外すオージー男。

ちなみに団長が釣った魚がこの日一番の大物で、キャプテンが船上でさばいて持って帰りました。
18:00 ホテル着。
疲れた・・・

ラフティングチーム、かなり楽しかったようです。
20:00 シーフードレストランへ。
今回の研修で1番期待も値段も高い食事です。
まずはスープ。うん、美味しい。

今は上機嫌。

次に刺し盛り。
少量の刺身と大量のフルーツ(スイカ、メロン、パイナップル、オレンジ・・・)。

おいおい、フルーツ多過ぎだろ。
刺身は2口くらいしかないぞ。(ほんとに少ない。エビ1口とスモークサーモン1切れ)
そもそもまだ早いだろ、フルーツは。
団長の機嫌が少し悪い。

お次は、シーフード盛り合わせ。

カニ、エビ、貝、大量のフルー・・・
ん?大量のフルーツ・・・しかもさっきのとほぼ同じ内容。
何だそりゃ、ここはタ○ノか?千○屋か?
フルーツはもうええっちゅうねん!!
(ちなみにコース料理ですよ。)
えー、団長、かなりご立腹なご様子。
「もういいっ!」みたいになってます。
かずおさん、「キウイ美味いよ」とか言って無邪気に食ってます。
えーっとですね、キウイが美味いとかそーいう問題じゃないんスよ。
不満を残しつつ撤収。
22:00 またナイトマーケットへ。
かずおさん、今日も悩んでます。
そして今日も保留。

しかし眠い・・・
歩きながら眠ってしまいそう。
もう倒れそう。
そういえば出発前はハードだったなあ。
殆ど休んでなかったし。
この研修も毎日早朝からフル稼働だし。
今日はもう寝よう。

団長、コンビニでカップラーメン(韓国風)買ってました。
美味かったみたいです。
よかったですね。
今日の感想 上でも少し書きましたが、釣り舟のキャプテンは木に引っかかった仕掛けをちゃんと回収して帰りました。
ゴミ等を残したことがばれたりすると厳しく罰せられるのでしょう。(予想です)
自然環境を大切にしているのが分かります。
ハミルトン島もケアンズも町やビーチ等にゴミ等が落ちていなかったように思います。
結局は観光収入のためとは思いますが、その結果自然環境が守られているのは素晴らしいと思います。
しかし、ケアンズ市内も巨大なビルやマンションが建設されていました。
地価もどんどん上がっているようです。
昨日の動物ツアーでも、一部の動物たちは人間を恐れなくなってきています。
この自然は永久に守られるのでしょうか?


話は変わって。
オーストラリアではクリケットが盛んなようです。
ニュースのスポーツコーナーでもトップはクリケットです。(サッカー、ラグビーと続きます。)
クリケット、映像を見ていてもさっぱり分かりません。
砲丸みたいな玉を転がすスポーツやダーツもテレビ中継してました。
スポーツ、娯楽、日本とはだいぶ事情が違うようです。
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