第6回海外研修 inフランス・ドイツ

5日目(10/4)ライン川~ハイデルベルク

歴史と大自然に触れる

本日はガイドさんにお願いしてライン川下りとハイデルベルク観光がメインです。
ドイツの歴史と大自然に圧倒されました!

アウトバーンで移動

ホテルまでガイドさんに迎えに来て頂き、車で移動。まずはアウトバーンでライン川を目指します。

シュロス・フォルラーツ

途中、世界最古のワイナリーと言われているシュロス・フォルラーツに立ち寄り。

シュロス・フォルラーツその2

眼下にはブドウ畑が広がります。この時期は収穫の真っただ中だそうです。それにしても空気がうまいっ。こんなに澄んだ空気は初めてかも。

リューデスハイム

船着き場のあるリューデスハイムに到着。ライン川に沿って街が広がります。乗船まで時間があるので街を散策します。

リューデスハイムその2

ワインの街だけあって酒場が軒を連ねます。

ドイツワイン試飲会

ドイツワインを試飲。8種類の飲み比べとのことで説明を聞く集中力がハンパありません。貴腐ワイン、アイスワインはまるでスイーツでした。

ライン川下りへ

そうこうしている間にライン川下りの観光船が到着。
船は大きく開放的で、川下りというよりはクルージングです。
川岸には時折街並みが広がっており、川を中心に発展していったことが伺えます。
また、結構な数の古城が建っており、そんなに必要だったの?と思うほど。
ガイドさんに話を聞いたところ、ライン川はモノの輸送という面で重要な役割を担っており、
輸送船からの税徴収を実施する為に建てられた城も多いということでした。
ライン川での商売も楽ではないですね。

リューデスハイムの線路

ライン川沿いに延々と線路が続きます。今回は車でしたが、フランクフルトからは電車だと1時間ちょいで着くようです。意外と近いです。

いざ乗船

船が到着。川幅は広くて穏やかなので揺れる心配はなさそうです。

ライン川からのブドウ畑

リューデスハイムを出港して間もなく。ワイン醸造の町だけあって後ろの丘にはブドウ畑が広がっています。

船上にて

船内にもレストランがありましたが、天気もいいし外で一杯。格別ですね!それにしてもドイツに来てビールはもう何種類目?

シュターレック城

山の中腹に見えるのがシュターレック城。今はユースホステルとして生まれ変わっています。古城に泊まるのはちょっと怖そうですね。。

プファルツ城

手前は川の中州に建てられたプファルツ城。徴税を目的として建てられました。もちろん今は徴収されません。

運搬船

途中多くの運搬船とすれ違いました。ライン川は国際河川であり、下流部では各国の巨大タンカーが行き交います。

まぶしいぜ麦さん

麦さん!まぶし過ぎて絶景がかすんじゃってますよ!

ローレライの大岩

妖精の美しい歌声に魅了されて舵を取るのも忘れてしまうという伝説があります。実際岩によって川が大きく蛇行しており、航行の難所です。

川下りゴール近辺

川下りの終点、ザンクトゴアにて。最高の時間でした!

ザンクトゴア~ハイデルベルク城

ライン川下りは終点ザンクトゴアに到着。約30Km程の距離を1時間半程で下ってきました。
昼食後はハイデルベルク城へ向かいます。
城があるハイデルベルクは歴史のある街で、ドイツ最古の大学がある学生街としても知られています。
こんな素敵な街で勉強できるなんて羨ましい限りです。
ハイデルベルク城の歴史もまた古く、13世紀前半には存在していたという記録があります。
ライン川からは沢山の城を見てきましたが、目の前で見る古城の迫力はさすがでした!

ザンクトゴアにて

まだ川下りの余韻に浸っています。ガイドさんには車で先回りして頂き、ここで合流しました。

ザンクトゴアでのランチその1

ドイツ料理レストランでランチです。こちらはドイツ名物シュニッツェル。薄めに伸ばした豚肉のカツレツです。うまし。

レインボートラウト

ニジマスのムニエル。ドイツは肉料理だけでなく魚もおいしいです。日本とは違い淡水魚がメインで、海の魚はサーモン位しかないようです。

ハイデルベルク市街

車で南へ2時間、ハイデルベルクに到着。人気の観光地なのかどこの駐車場も満車で困りました。上方に見えるのがハイデルベルク城です。

学生牢

街がキャンパスと一体となっており、20世紀初頭まで使用されていた学生牢があります。当時はここに入るのがある種ステータスだったようです。

ロープウェイ

ハイデルベルク城は街の高台にあり、歩いても行けるようですがせっかくなのでロープウェーで登りました。別に疲れてるんじゃないよ!

エリザベス門

王様が散歩好きの妃、エリザベスのために一晩で造ったと言われる門。門の前で写真を撮った2人は幸せになると言われています。6人だと??

攻撃の跡

17世紀後半にフランス軍の攻撃によって破壊された城の火薬塔です。崩れた跡が当時のまま残っていて、瓦礫もそのまま残っています。

巨大なワイン樽

城の中には巨大なワイン樽が。パーティーの際は一日2,000リットルものワインを樽からくみ上げては飲みまくっていたようです。

城下町を臨む

ハイデルベルク城からは城下町とネッカー川がよく見えます。とても良い景色でした。

カールテオドール橋

カールテオドール橋。夕焼けに石造りの橋とハイデルベルク城がよく映えています。かなり高い橋ですが、洪水で何度も壊れたことがありました。

橋の傷跡

橋げたには、何年にここまで水位が来ましたよ、という歴史が刻まれていました。1784年には橋もろとも沈むような水位に!

ハイデルベルクの夕べ

夕日が映えますね?!

橋のたもとの猿

この猿の右手の小指を撫でると再びこの地を訪れることができ、左手の鏡を撫でると幸せになる、と言われている猿の像です。

フュージョン!

かぶっちゃたらどうなる??

ハイデルベルクからフランクフルトへ

ライン川と古城を満喫した一行、フランクフルトに戻ったのはすっかり夜でした。
帰路もアウトバーンを使用しましたが、日本と同じく多くのトラックが走っています。
しかし、ドイツでは日曜日の荷物運搬が法律で禁止されています。
また、ドイツでは労働に対する効率性をとても重視しており、年間の労働時間で見ると
日本よりも20%以上も少ないそうです。
有給は2週間連続で取得するのは当たり前であったり、日本ではとても考えられない状況ですが
経済成長は維持されており、社会保障の水準も日本より高いのです。
日本でも働き方改革という言葉が広まってしばらく経ちますが、まだまだドイツには及びません。
総人口の減少で働き手が減る一方の日本、いかに効率的に働くことが重要か考えさせられました。
考えていたら腹が減りました。今宵もフランクフルトの街へGo!

夜のフランクフルト中央駅

時間は20時過ぎ、まだまだ駅周辺には人が沢山います。

カイザー通り

カイザー(ドイツ語で皇帝)通りです。ガイドブックにはいろいろな国のご飯屋さんが並んでいるとのこと。今夜はこの通りを探索!

メキシカン

腹ペコなので、とっととメキシカン料理屋さんに決定。とりあえず乾杯です。気温はダウンを着るほどですが、暖房もあるし外でも問題なし。

何食べる?

店は決めたがメニューはいっぱいあるので悩みます。性格出るね。

カレー?

っぽいけどステーキ。

バーグとタコス

でっかいハンバーグとタコス。いやー、ここまでのドイツごはん、何を食べてもはずれなし!おいしゅうございました。

5日目の〆

本日も〆は高原メンバーで。一日良く頑張りました。

6日目に続きます。

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