夕食後から寝るまでのフリータイムを
家族4人で一緒に過ごす。
この何気ない日常に安心と幸せが詰まっています。

Azusa.A
ソフトウェア第四事業部 システムエンジニア
2012年4月入社

祝福ムードの中で取得した初めての産休・育休

入社5年目に結婚。翌年に第一子を授かり、初めて産前産後休業、育児休業を取得しました。
当時、銀行系の大規模プロジェクトを担当し終盤を迎えていました。社内プロジェクトメンバーはもちろんですが、お客様のエンジニアの方々とも良い関係性ができていて、祝福ムードの中で休業前の業務に取り組めたことが嬉しかったです。妊娠報告から実際の休業開始までに上司・仲間・お客様に様々なご協力をいただきました。
設計書、ドキュメント、機能等システムを引き継ぐ作業を進める中で、チームメンバーに作業を引き取ってもらったり、残業が発生しにくい業務を任せてもらったり。関わるすべてのみなさんが休業に協力的だったことで、体調不良が続いても乗り越えられる体制の中で仕事を全うすることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

想像を超えた!家庭内大規模プロジェクト

産前休業の2カ月間は一人静かに過ごせる日々で、社会人になってから経験したいちばん穏やかな時間でした。しかし!出産後から育児休業の1年4カ月間はまさに怒涛。東京都が“育休”ではなく“育業”という愛称を推進している理由を実感しました。とにかく出産・育児とは、喜びとしんどさが同時にやってきて切れ目がない大規模プロジェクトなのです。

産後は体調が戻らないばかりか思考力にも変化が現れます。頭に思いがあっても言葉として出てこない、文字を読んでも頭に入ってこない…。「自分の身体が違う何かに変わってしまった」感じだったのです。自分で自分をコントロールできない中での24時間体制での育児は、これまでの体験とはまったくの別物でした。その経験から、さらに3年後の第二子の出産の際には、夫にも半年間の育児休業を取ってもらうことにしました。

ただ家族4人がそろいゆったりとする時間の幸せ

実は夫は会社の3年次上の先輩。まず、同時期に社員二人そろって育児休業を取得できる会社の環境はとても恵まれていますよね。“育児の経験を持ち、さらに常に家庭に自分以外のもう一人の大人がそばにいる”。この育児休業2回目の環境は、私にとって本当に心強く、“強くてニューゲーム”感もあり、初回とは全く違ったものになりました。特に強く印象に残っているのは、夕食を済ませた後の寝るまでのフリータイムです。あの、ただまったりとした時間を4人で過ごすとき、何ものにも代えがたい安心・幸せがありました。

家事の主体は私が行いましたが、夫がいることで子どもが泣いても中断せずに家事を続けられます。思ったことを計画通りに進められるのが何より助かり、ストレスを生みませんでした。楽しいけど大変でもある育児を一緒に経験したこの時の記憶が、将来の夫婦関係を絶対に良くすると感じています!



業務内容・業務スタイルが職場復帰をサポート

私が所属する第4事業部は、部長が率先して女性の積極採用、産前産後・育児休業から復帰がしやすい体制作りに注力しています。
私は現在、社内プロジェクトである自社アプリの開発チームで仕事をしています。以前担当していたプロジェクトに比べて勤怠や作業スケジュールにかなり融通が利くため、1年以上のブランクがあり、産後の身体が100%の状態に戻っていない中でも仕事を進めることができています。子どもの急な体調不良でお休みさせていただくこともありますが、そんな時は作業を助けてもらったり、リスケジュールしてもらったりと、チームでの助け合いが定着している環境をありがたく思います。

現在出社は月3日のみでOKのテレワーク主体の勤務スタイルですので、子どもを保育園に預けた後は自宅の落ち着いた環境の中で業務に取り組んでいます。徐々に以前の仕事感を取り戻し、子どもの成長と共に、また自分の今後のキャリアについても考えていければと思います。

働き方を一丸となって模索していく

現在、チームには私以外にも育児休業から復帰したメンバーがいます。“子どもを育てながら仕事も続けたい”思いを共有する女性陣が、お互い助け合いながらキャリアを継続しています。
子どもは下の子の具合が治ると上の子が悪くなるという連鎖が起こりますよね。実は二人目の育児で「看護休暇」の存在を知り、それを子どもの予防接種などに使って有給休暇をより有効活用することができました。

こうした仕事と子育てを両立させるために有益な情報などを様々な形でコミュニケーションを図りながらみんなで共有し、より良い子育て・仕事環境を作っていきたいと思います。子どもの成長に合わせ異なる問題・悩みも出てくるでしょう。

例えば小学生になったとき今のように仕事と育児は両立できるのか?

そんなことも社員・会社が一つになってエス・ジーならではの在り方を模索し、男性社員も含めた多くの社員が家庭や子どもを持ちながら今の時代らしい働きやすい環境が整えばと思っています。


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