富士山 ご来光登山
新宿からバスに揺られてスバルラインを上り、5合目に着いたのは、ちょうど日没の19時ごろ。
左のような綺麗な夕焼け、広がる雲海、さらにはこれから登る富士山もばっちり見える。
昨年の企画から悪天候のため延期を繰り返しやっとの決行。
明日のご来光は、大丈夫そうだ。
夕飯を済ませて、各自ヘッドライトを点けて登頂開始。
満天の星を見ながら、眼下に広がる雲海、その下の街の灯りを見ながら登る富士山は、なかなか経験できないすばらしいものがありました。
だけど、だけど、、、6合目を過ぎたあたりからだんだんと人が増えて、ついには大渋滞。
なかなか先に進みません。
最初は余裕を持って、休み休み頂上を目指していましたが、夜明けが近づくにつれてイライライライラ。
山頂からのご来光はあきらめ、8.9合目くらいの休憩スペースを見つけて、そこから日の出を見ることに。
待つ事20分、地平線にちょうど雲がかかっていたけれど、雲間からご来光を拝むことができました。
渋滞で苛々もあったけど、富士山で見るご来光は神秘的です。
しかし寒かった。後から聞いた話だと夏としてはとても寒い夜だったらしい。
頂上に登るころには、太陽も上がり気温もあがりちょうど良い気候です。
観光地化している頂上で食事をした後は、あとはひたすら下るのみ。
火山灰のガレ場は、砂煙がモクモク。
ここ数日雨が降っていないようだからさらにひどい。
髪の毛から着ているものすべて真っ白です。
登り約6時間、下り約4時間 徹夜で歩いてよく体力が持ちました。
ゆっくり温泉に入って帰路に着きます。
(時間がなくじつはゆっくりはいれず、あわただしかった。)
さらに帰路の高速は大渋滞。 まぁ、熟睡していたからいいけど。
感想:ご来光は神秘的ですばらしかったけど、観光地化された富士山には、ちょっと(かなり)幻滅。
やはり、山は静かでないとね。
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